MESSAGE

小説家、岡部えつの公式ウェブサイトです。
2008年 第3回「幽」怪談文学賞短編部門最優秀賞受賞。
2009年 短編集『枯骨の恋』でデビュー。
2015年 著書『残花繚乱』がTBSテレビにて『美しき罠 残花繚乱』として連続ドラマ化。
2017年1月公開の映画『嘘を愛する女』の小説版がベストセラーに。
2024年 はじめてのノンフィクション作品『母をさがす GIベビー、ベルさんの戦後』を刊行。

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WORKS

母をさがす GIベビー、ベルさんの戦後

母をさがす GIベビー、ベルさんの戦後(亜紀書房)

初ノンフィクション。戦後進駐軍の米兵と日本人女性との間に生まれた「GIベビー」であり、孤児として育ったベルさんと、わたしが出会ったのは20年ほど前のこと。時間をかけて親しくなったある日「子どもの頃一度だけ施設に面会に来てくれたお母さんをさがしてほしい」と頼まれる。 北海道、横浜、埼玉、アメリカと、ベルさんの母親をさがして調査を進めながら、戦後の女性たちの歴史に触れていく。

CAMPFIRE『戦争の落とし子【GIベビー】のベルさんを、アメリカで見つかった肉親に会わせたい』2023年6月〜7月にプロジェクトを開催。
北海道新聞 2023年8月15日、一面に取り上げられました。

怖いトモダチ

怖いトモダチ(KADOKAWA)

雑誌『レタスクラブ』に連載されていた小説。ある人には「憧れのカリスマ、別の人には「悪魔」と呼ばれるあの人。「自分の妻はあの女に殺された」と信じている人もいる。いったい彼女は何者?

王様のブランチ(TBS)2024年2月24日(土)《BOOK特集》コーナーに出演。

気がつけば地獄

気がつけば地獄(KADOKAWA)

雑誌『レタスクラブ』に連載されていた小説。画策して恋人の妻とSNSでつながった女と、相手を夫の愛人とは知らずに親しみを覚えていく妻。一人の男を奪い合う立場のはずが、それぞれの心情を知っていくうちに変化が起きて……。

ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)2021年5月号、インタビュー
漫画化:漫画版『気がつけば地獄』原作:岡部えつ/漫画:ゆむい

夢に抱かれて見る闇は

夢に抱かれて見る闇は(角川ホラー文庫)

デビュー短編集『枯骨の恋』に、短編『縁切り厠』を加えて文庫化。

嘘を愛する女

嘘を愛する女(徳間文庫)(韓国語訳)(中国語訳)

長澤まさみ、高橋一生主演の映画『嘘を愛する女』の小説版。映画とはまた別の、桔平の隠された過去の詳しい背景や、隠さねばならなかった事情と心情を書き込んでいます。韓国語訳、中国語訳も出版。

王様のブランチ(TBS) 2017年12月9日、2018年1月20日、2月3日、ブックランキングのコーナーに取り上げられました
毎日新聞 2018年1月、インタビュー

フリー!

フリー!(双葉社)(双葉文庫)

ブラック化する会社を、不本意な形で退職してしまった千春。恋人ともすれ違い気味になり、心のよりどころは近所の日本酒バー『drop』で過ごす時間だけ。八方ふさがりの中、過去と向き合いながら必死にもがき、凝り固まった頭を『drop』で解きほぐしながら、やがてフリーランスとしてやっていく道を見つけていく。

日本経済新聞 2016年6月書評欄、12月「2016年の3冊」に取り上げられました(選者:北上次郎氏)
本の雑誌 「2016年のベスト10冊」に取り上げられました(選者:北上次郎氏)
月刊『STORY BOX』(小学館) 2016年7月号、書評欄に取り上げられました(評者:吉田伸子氏)
月刊J-novel(実業之日本社) 2016年8月号、書評欄に取り上げられました(評者:北上次郎氏)

パパ

パパ(双葉社)

奈子がニューヨークで出会ったわがままな少女、ミンミ。大好きだった父親を早くに亡くしていた奈子は、離婚しているとはいえミンミに惜しみなく金を使ってくれる裕福で魅力的な父親の存在が羨ましい。彼やミンミの母親とも会い、時を過ごす中で、実はミンミが幼い頃から深く傷ついてきたことに気づいていく奈子。そして彼女の父親と、微妙な関係におちいっていく。1994年から2015年までの物語。

月刊J-novel(実業之日本社) 2016年4月号、書評欄に取り上げられました(評者:北上次郎氏)

残花繚乱

残花繚乱(双葉社)(双葉文庫)(韓国語訳)

西田りかは、不倫相手の妻で勤務先の社長の娘でもある美津子から持ちかけられた見合い相手、圭一との結婚を決める。一方圭一にも、密かに美津子を慕ってきたという秘密があり……。
韓国語訳も出版。

TBSテレビ「木曜ドラマ劇場」で連続ドラマ化『美しき罠 ~ 残花繚乱』2015年1月8日〜3月12日(田中麗奈、若村真由美主演)
朝日新聞 2014年8月10日、書評欄に取り上げられました(評者:)
小説推理(双葉社) 2014年9月号、書評欄に取り上げられました(評者:大矢博子氏)
王様のブランチ(TBS) 2014年12月13日、取り上げられました
ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)2015年2月号、インタビュー

生き直し

生き直し(双葉社)(双葉文庫)

"あの子をいじめから救って、わたしは地獄に落ちた" 東京の小学校でいじめから救ってやった同級生が自殺し、そのせいで壮絶なバッシングに遭って、逃げるように田舎へ転校した真帆。そこでも階級、いじめのバランスの世界が待っていたが、傍観者となって生き延びる。大人になって同窓会に出席するため久しぶりに訪れたその町で、彼女を待ち受けていたものは……。

月刊J-novel(実業之日本社) 2014年1月号、書評欄に取り上げられました(評者:大矢博子氏)

新宿遊女奇譚

新宿遊女奇譚(MF文庫ダ・ヴィンチ)

江戸宿場町の飯盛り女、明治時代に作られた少女の生き人形、昭和の闇の中で罪を犯した老婆、何十年も同じ姿でさまよう面をかぶった女。新宿という街に吸い寄せられた女たちが交錯する物語、4篇(おかめ遊女/少女人形/壺/顔のない女)。

枯骨の恋

枯骨の恋(メディアファクトリー)

[収録作品]
枯骨の恋/親指地蔵/翼をください/GMS/棘(おどろ)の路/アブレバチ/メモリイ

デビュー短編集。女性を主人公にした現代怪談。「幽」怪談文学賞受賞作『枯骨の恋』収録。のちに短編『縁切り厠』を加えて『夢に抱かれて見る闇は』(角川ホラー文庫)のタイトルで文庫化。

週刊ブックレビュー(NHK-BS) 2011年6月4日、取り上げられました(選者:盛田隆二氏)

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過去に雑誌や作品集などに掲載された短編を、加筆修正してnoteに掲載しています。

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